返済シュミレーションの必要性
融資を受けたら、そのお金は必ず返していかなくてはいけませんので、返済計画はきちんと立てましょう。
元金だけではなく利息も支払っていくことになりますので、月々どれぐらいの返済が必要なのか、そしてどれぐらいの期間で返済できるのかはしっかり把握しておく必要があります。
特にキャッシングやカードローンは人を介さずともインターネットなどで申し込みが可能ですし、銀行やコンビニのATMなどで気軽に利用することができますので、つい借りているお金が自分のお金だと勘違いしがちになるものです。
利便性の良さゆえ使いすぎてしまったり、さらに借り入れを増やしてしまったりということがないように、たとえ少額の利用であっても返済計画はきちんと立てて上手く利用していきましょう。
キャッシング業者の公式サイトでは返済シミュレーションが用意されていることがほとんどですので、申し込み前には事前に確認しておき、無理なく返済できるかどうか確認しておくのが良いでしょう。
返済シミュレーションにも毎月の返済金額を算出できるタイプがあり、この場合は希望の借入額、返済期間、金利を入力すれば、自動で月々どれぐらいの返済が可能なのか計算してくれます。
簡単な入力だけですぐに知りたい数字を算出できる便利なサービスですので、融資を受ける前にはぜひ利用しておきたいものです。
さらに、希望借入額、毎月の返済額、金利を入力すれば返済期間が何ヶ月かも算出することができるのでどちらも利用しておくと良いでしょう。
お給料日前に生活費が数万円足りないから数日だけお金を借りてすぐに一括返済をする...といったパターンであれば、利息もそんなにかからないので、さほど気にすることはないのかもしれません。
ですが、まとまったお金を借りたり、完済するまでに時間がかかりそうなときなどは、月々いくらぐらい返したら希望回数で返済し終わるのか?など返済に関する情報が欲しいものです。
返済シミュレーションを行うことで、月々の返済金額による全体の返済回数や利息金額がわかったり、全体の返済回数によって月々の返済金額や利息金額が分かったり...と、先々の返 済計画が見えてくるため、余計な借り入れ防止にもなります。
事前に返済シュミレーションをチェック
多くのカードローン会社の公式サイトで利用することができる返済シミュレーションは、簡単な項目を入力するだけで数秒で結果が表示されるため、気軽に活用できるのが特徴です。
返済シュミレーションの確認は、借入前がベストです。
「この金額を借りるのにこれだけの期間を借り続けるとこれだけ利息がかかる」と具体的な数字で認識できれば、もうちょっと借入期間を短くしよう!余裕ができたら早めに一括返済しよう!という気持ちにもなりますし、あらかじめ全額返済するまでに何ヶ月かかると把握していれば返済計画も立てられます。
目先のピンチを乗り越えるためにお金を借りたはいいけれど、ついダラダラとのんびり返済をしてしまう...といった予防にもなります。
返済シュミレーション実例
こちらでは、実際に返済シュミレーションを利用した際に確認できるデータを実例でチェックしていきましょう!
返済計算シミュレーション基本情報
10万円以上50万円以下の年利が14.6%の会社から10万円借りた場合
毎月の返済額をシミュレーション
【例1】1ヶ月で返済した場合の返済金額は?
返済回数:1回
元金:10万円
利息:1,216円
返済金額:101,216円
このとき、返済シュミレーションで入力するのは「借入金額10万円」「返済月数1ヶ月」「借入利率(年率)14.6%」になります。
この3点を入力するだけで、自動的に元金10万円+利息1,216円の内訳が計算および表示されます。
たとえば10回で返済した場合には、1回目の元金はいくら+利息はいくら=合計返済額がいくらで、1回目の元金はいくら+利息はいくら=合計返済額がいくら...といった具合に、10回分の月々の返済金額の明細を確認することができます。
返済期間をシミュレーション
【例2】1ヶ月1万円返済した場合の返済期間は?
返済回数:11ヵ月(11回)
元金:10万円
利息:7,280円
返済金額:107,280円
このとき、返済シュミレーションで入力するのは「借入金額10万円」「毎月の返済額1万円」「借入利率(年率)14.6%」になります。
この3点を入力するだけで、自動的に「1回目の元金8,784円+利息1,216円=返済額1万円で残高が91,216円」の内訳が計算および表示されます。
「2回目の元金8,891円+利息1,109=返済額1万円で残高が82,325万円」...といった具合に詳細が表示され、月々1万円返済することで元金+利息を合わせて返済にかかる期間は11ヶ月であると確認することができます。
【Q&A】年末調整と確定申告の違いとは何か
年末調整は、会社員や公務員などの給与所得がある人に対して1月から12月の1年間の間に支払った源泉所得税に対して、12月の最終給与の支払日にその過不足を調整することです。
この調整を行いますと、給与所得者は確定申告をする必要がなくなります。
年末に税金の調整を行う必要があるのは、源泉徴収で払っている税金の額と本来支払うべき所得税の額にズレが生じるからです。
給与から源泉徴収されている所得税には、高額医療費や生命保険料の支払いなどが反映されていません。
また、年度内に子供が生まれたりなどした場合はそれも反映させなければなりませんが、調整をしなければそれが行われません。
このため毎年年度末に正しい税金の支払額を精算する必要があります。
一方確定申告は、1月1日から12月31日までの課税期間に得た所得の総額を計算して所得税の額を確定して申告することです。
この申告では収入を得た後に税金を精算することになります。
年末調整と確定申告の違いは、前者は給与の天引きで税金を先払いした分を調整することで、後者は、申告した後に税金を後払いすることです。
このため税金の申告を行った場合は税金を支払う分のお金をきちんと残しておかなければなりません。
給与所得の人でも税金の申告をしたほうが良いケースがいくつかあります。
2000万円以上の高額の年収を得た人や、新しく自宅を購入して住宅ローンの控除を受けたい場合などは、税金の申告をしたほうが金銭的に得になります。
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